本当に怖い!伊達マスク症候群や依存症を克服するための行動とは?

寒い季節、花粉の時期、インフルエンザやノロウィルスが流行する時期に欠かせないのがマスクですよね。

街でもマスクをしている人を見かける機会が多くなってきました。

マスクは、風邪や花粉症の症状がある時や、風邪予防の目的で使われるものです。

 

しかし、最近はマスクを本来の目的ではなく、伊達マスクとして使っている人が多いそうです。

伊達マスクをしている人の中には、四六時中マスクをしていないと落ち着かない人が多く

その人たちを伊達マスク症候群とか伊達マスク依存症とか言います。

今回はそんな伊達マスク依存症について書いていきます。

 

伊達マスク症候群・依存症とは

伊達マスク症候群(依存症)とは、風邪や花粉症など何らかの病気の症状がないにも関わらず、

  • 常にマスクをしていないと気持ちが不安定になる
  • マスクを外すと気持ちが落ち着かなくなる

というような心理的症状が起こる状態を指す言葉です。

 

最近は10代や20代の若者を中心に、マスクをしている方が落ち着くからと言う理由で伊達マスク依存症を抱えている人が多いそうです。

10代、20代は感情が多感な年頃なので、陥りやすいんでしょうか。

 

どんな人が伊達マスク症候群になりやすいの?

伊達マスク症候群・依存症になる主な原因は、自分への自信の無さやコンプレックスを抱えていてそれを隠すための心理的原因が主だと言われています。

 

例えば以下のような悩みを抱えている人はなりやすいですね。

  • 容姿コンプレックスを持っている
  • 人と話す時に目を合わせるのが苦手
  • SNSやメール以外のコミュニケーションが苦手な人
  • 自分に自信がない人
  • 自分の素の顔を見られるのが嫌
  • 周囲の顔色を気にすぎる人
  • 自然と周りに話しかけられない人
  • 人に見られたくない、話しかけられたくないと思っている人

 

確かにマスクは顔の大部分を隠すことができるため、何かしらのコンプレックスを持っている人や、自信がない人にはマスクをつけていると安心感が生まれますよね。

女性だとすっぴんの時など顔を隠すことができるので、マスクをつけている人も多いと思います。

マスクは何たって顔を守る防御壁になりますからね。

 

伊達マスク症候群がもたらすデメリット

マスクは顔を隠すことができるため、安心感が生まれる一方でマスクに頼りすぎていると、以下のような悪影響が生まれやすいと言われています。

 

  • ノンバーバルコミュニケーションが減る
  • 喜怒哀楽がわかりづらす話す相手がコミュニケーションが取りづらくなる
  • 顔面引きこもりになりマスク依存から抜け出せにくくなる
  • マスクをしていると雑菌が生まれやすく肌荒れが起こりやすい
  • 対人恐怖症、社会不安障害になり悪化しやすい

 

自信のなさやコンプレックスを隠すためにマスクは防御壁として良い手段かもしれません。

マスクは自分を守る代わりに、人との関わりをなくしてしまい兼ねないでしょう。

 

人間関係を築くことや人と会話するには、相手の表情や感情は大切な要素になっています。

それをマスクで隠してしまうと、人は人との関わりを完全に経って生きて行くことはできないです。

自分を守ってくれるというメリット以上に、伊達マスクは深刻なデメリットをもたらすと思いますね。




伊達マスク症候群を克服するために

伊達マスク症候群を克服するために、以下のような習慣や気持ちを持つと良いと言われています。

少しでもマスクをしない習慣を身に付け、伊達マスク症候群を克服したいですよね。

少しずつ外す時間を決める

伊達マスク症候群を克服するには、少しずつマスクを外す時間を決めて、実践していくと良いです。

例えば、以下のように

  • 朝起きて家を出て会社や学校に着くまで外しておこう!
  • 学校や会社の昼休みの間は外しておこう!
  • 日中はつけるけど、休みの日は外しておこう!

 

はじめは辛いかもしれませんが、二日に一回は挑戦する、一週間に3回は挑戦するなど決めて見る。

少しずつでもマスクを外す環境に慣れていくと良いと思います。

 

自信を持つ

もう一つの伊達マスク症候群を克服方法をしては、自分自身で強く自信を持つのも大切です。

他人は自分が思っているほど他人のことには関心がないし、自分のことをそれほど気にかけてないです。

髪型が可笑しかろうが、顔に吹き出物ができてようが、唇が荒れてようが、他人はそれほど気にしていません。

自分自身は毎日自分の顔を見ているから、少しも変化にも気付きますが、他人はそこまで気にしてないです。

そうやって、自分自身で自信を少しずつ身につけて行くのも方法の一つですね。

心の許せる友達や親に協力してもらう

いきなりマスクのない状態で多くの人と話すのは辛いと思います。

心の許せる友達や、親がいるならその人たちに状況を相談してみるのも手です。

 

自分が気兼ねなく話しかけられる人に、自分からマスクを取った状態で少しずつ話して見てください。

焦らず自分のペースで、少しずつ少しずつ色々な人に話しかける準備をして行動していけばいいんです。

そのうち、マスクがなくても自然と話しかけられるようになると思いますよ。

最後に

コンプレックスを抱えていたり、自分に自信がなかったらついつい他人と距離を取って、自分を守りたくなるのは当然な心理だと思います。

ただ、伊達マスクに依存しすぎると、自分の殻にこもることでしか生きられなくなってしまいます。

自分のペースで少しでもマスク外す習慣を身につけ、マスクのない生活に慣れていくといいですね!